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365日更新できたら良いね
365/24
ひさびさの更新です
2009年 06月 01日 (月) 23:56 | 編集
お久々な更新です。ぼちぼち更新再開していきたいです。
ところで、P4終盤に入ってまいりました。12月3日の選択肢、ちょっと間違ってしまい一気に3月までぶっ飛んだ時はびっくりした。やっべー、と思いました。あわててデータ読み込んで再度やり直しました。
それにしても、なんというか少々ひねくれたキャラが好きなようです私。
ちょっとひねくれたキャラ、というかあれはひねくれすぎにもほどがあるんですが、好きなキャラは(ネタばれにつき隠し中)足立です。なんというかああ言った多面性を持つキャラに弱い。というかあの足立の真相イベントに関しては、なんというか生々しい。本当にいやな部分を出してくれた気がします。世の中くそだなって言ってる彼の行動が、うん、と思ったけど、すごく好きだと思います。逆に生々しいからこそ好きになったのかもしれません。
花主に関しては本当幸せなものがすきですが、足主に関しては本当もう真っ黒ドロドロなものが好き。どちらかというと足立が追って追って追いまくるもの。でも足主は女主人公がいいなぁと。男主人公より、なんかこう、母性愛的なもので包んでやってほしいと思ってしまうのはなぜだろう。
要は母性本能をくすぐられてるのだろうか、彼に。

というわけなんですが、続きを読むで、花主もどき小説をおいてあります。
ついつい書いてしまった。でもこういった現代的な小説の方が書きやすいって思いました。
TKって描写が難しいんですよね。何度DS開いて考えたことか。


P4小説花主もどき、続きを読むから、ですが、気になった方はどうぞ



※主人公の名前が海月彗とか夢見がちですみません。
※何となく主人公がふよふよした感じだったので、ついつい。クラゲ。でも読み方はウミツキ スイ






きゃあ、と黄色い声が教室の外から聞こえてきたので俺はそちらに目を向けた。
教室の扉の所に、恐らく下級生だろう、何やら頬を赤く染めながらこちら…もとい俺の前に座る海月を指差して何か話している。
老若男女関係なしと言ったように、海月はモテた。
恋愛関係というかそう言った噂は、引っ切り無しに立つ。
一か月ぐらい前まで、海月が年上の女、しかも子持ちと付き合っているといった噂があったし(聞けば学童保育のバイトだったが)、ナースと怪しい関係だとか(やはりそれもバイト)、しまいには夫に先立たれた老婦人ともただならぬ関係だとか(バイト先で知り合ったらしい)、叩けば叩くほどに埃が出てくるやつだ。
天然タラシと言われ、沢村に(性的な意味で)目をつけられる海月だが、その実態はただの勤労少年だということを知っているのは、俺と、あと里中達ぐらいだ。
クラスの女子が、海月に「ねぇ今好きな人居るの?」と尋ねたとき、やつは「菜々子」と言ったときは焦った。菜々子ってお前、そら、妹(従妹)だろ。
案の定、菜々子、という名前の女は色めき立った。それって私、ううん違う私よ、だとか。
海月、お前も罪作りなやつだ。
まぁ、そんな話は良いとして、教室の女の子達も、おそらくそんな勤労少年の海月に夢を見ているのだ。
クールな海月先輩。
そのクールな海月先輩は、今机に伏せって爆睡している。机の上は涎が垂れているかもしれない。まぁそれも彼女らにすれば、やだぁ海月先輩ったら涎垂らしてかぁわぁい、なのだろう。


「海月君、海月君」
「…ん?」
「外、女の子」


里中がつん、と海月の髪の毛を引っ張って起こせば、やはり奴は涎をたらしていたのか手の甲で口元を拭っていた。
それに里中は笑いながらも、教室の外を指差し、それを目で追った海月はすぐにあぁと頷いた。
海月はその場から立ち上がって、彼女らの所に行くと、何か話しこんでいる。
教室の入口に少し体を預けながら。
その姿も見事に決まっていて、なるほど、あれがモテるやつのするポーズってやつか。


「花村、あんた何そんな眉間にしわ寄せてんのよ」
「…あ?」
「ははぁん、海月君が女の子にとられてくやしーんでしょ」
「はぁ?逆だろ」


そう、逆だろ。
海月だけがモテて、何で俺がモテないのっていう、そういう悔しさだろ。断じて俺は海月をあの下級生の女の子らに取られて悔しいとかじゃない。


「ふぅん。でも私悔しいけどなぁ」
「…はぁ?お前、海月のこと」
「え?あ、ち、違う、そうじゃなくって、何て言うか、あの子たちは海月君の見た目だけでかっこいーとか言ってるけどさぁ、私たちって海月君の中身しってるじゃん?あ、じゃあ悔しいと言うより、優越感、かな?」


口を開けばガッカリ王子な俺と同じく、海月もかなり口を開けばガッカリ王子だし、意外とドジなウッカリ王子だったりするわけだ。
だけど俺達はそんな海月を含めて、大好き、である、と、かって何を。考えてんだ、俺。


「…何顔真っ赤にしてんのあんた!」
「…うっせー!」


俺達の叫び声に驚いたのか、海月が話を中断してどうしたと声をかけてきた。
それに女の子らは少々不満げな顔を俺達に向けてきた。
あ、一瞬、何か、わかった、優越感。



*ちょっとやってしまった
花→主←千
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