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それは深夜の出来事だった
2009年 08月 12日 (水) 10:39 | 編集
毎度の如く動画サイトを眺めていた私は、ふと腹が”ぐるり”と振動したような感じがした。最初は気にしなかったが、数回なるにつれてだんだんと動画に集中できなくなってきた。
-ああ、小腹がすいた。
しかし私の家には、今ほとんど食糧がない。買ってくるか。いやしかし。私が何度かためらった理由はたった一つだ。
外を見ると転々とした電燈が煌めいている。そしてその周りを飛び交う、アレ、だ。
皆までは言わない、アレ、で通じるだろう。やつらはふらふらと不安定な飛び方をしていて、どこに飛んでくるか予想不可能だ。
正直いきたくない、そんな気持ちでいっぱいだが、腹は空腹を訴えてくる。
-…行くか。行かねばなるまい。
財布を手にとって、私はやつらが飛び交う電燈の下を、今までにないほどの全速力で走った。
生ぬるい風が頬に当たる、そして時折、体に何か固いものがあたったような衝撃も感じる。その正体は。
いや、考えてはだめだ。勘付いてはいるが、無論正体はやつしかいないのだが、考えてはだめだ、と私の頭の中で警鐘が鳴っている。
なんとかたどりついたコンビニの、2m手前で私は愕然とした。
-いったい何だ!ここはやつらの巣か!
煌々とあたりを照らす一軒の店。
やつらの習性を私は知っている。そうやつらは、光の下に群がるのだ。おわかりだろう、煌々と輝く店の周りには、やつらが亡者のように飛び交っているのだ!
何ということだ!ここまで来て!
勇気を出せ、と誰かが言ったような気がしたが、私は元来小心者である。そのような勇気を出すぐらいなら、帰って寝た方が良い。
踵を返して、またあの、得体のしれないものが私に体当たりしてくる、暗闇の中を走り抜けよう、そう考えたときだ。

「ねえ」

突然声を掛けられた。はっ、としたように私はその声の方向に体を向けた。さわやかな青いギンガムチェックのワイシャツを着ている男が立っていた。

「一人?何してるの?」

いやな感じだ。早くもここから退散したいというのに、男は私を逃がすまいと私の肩に手をかけた。

「いまこんな時間だけど…」

わかるよね、言いたいこと。
男はそう言うかのように、にやにやといやらしく笑顔を貼り付けている。
男は私に手を差し出した。


「高校生がこんな夜遅くまで遊んだらだめでしょー」



















補導されかかった^q^
高校なんぞとっくに卒業しましたoyz童顔ってことなんだろうか。それともそれとも。
おじさんに蛾のおとりになってもらって、ようやく店に入れました。
でもって、おじさんは律儀に待っててくれました。ありがとうおじさん!
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